第二十四回 「なんだかんだ言って一番消費者思いじゃないのはEMIでしょ?」

▼Kraftwerk(EMI所属)という洋楽アーティストが来月発売予定の新作アルバム「Tour De France 」がCCCDでリリースされます。 …がこの円盤、ただのCCCDではありません。なんとMDのコピーさえ許さないというものなんです(詳しくはココを参照のこと)。2000年の「Expo 2000」以来の久々のリリースだっただけに、ファンの方々は大変なショックを受けていることでしょう。 …CCCDがどういうものなのか知っている人であればの話ですが(MDコピーも許さないCCCDって、EU辺りで結構出回っているような気がしますが)。

▼前回の号外で、avexとsonyがついに次世代に本腰を入れたということを書きましたが、CCCDにありえないくらいに力を注いでいる大手で、次世代に本腰入れてないところといったら、
 E M I ここでしょう。たしかに、クラシックやジャズといったものではSACDやDVD-Audioでリリースするといったこともやっていると思うし、DVD-Audioの陣営にも名を連ねてはいますが、吹奏楽やクラシック、ジャズにまでCCCDをかけるという卑劣な行為をし、なおかつ音質劣化を向上する技術すら入れようとしない(もし導入されているんでしたら、ビクターやソニーのようにしっかり公開してもらいたいのですが、何も公開されていないということは、音質向上技術を取り入れていないということなのでしょう)。 …CCCDになってから、EMIからリリースされる音楽の音質劣化が目立ってきたなぁと思うのは僕だけでしょうか。(自分的に)今までEMIに「ブランド品」というイメージを抱いていたものが、いまでは「100均で売ってる商品」レベルまで落ちてしまいました(と書いたら100均に失礼かもしれませんが)。しかも、MDコピーも許さないCCCDをリリースするとは…

▼ちなみに、
EMIで「世界同時発売」リリースされるCDを買うような場合、アメリカ版を購入すると良いという話があります。日本版だとCCCDになり、EU版だと(今回のように)さらに強力なCCCDになるのですが、アメリカの場合、強烈なCCCD反対運動が起こったために(返品騒動や回収騒ぎも起こったそうです)、CD-DAのままリリースされるのです。もしEMIの洋楽で欲しいCDがあったら、US版をHMVなどで購入されることを強く勧めます。ちなみに、他のCCCD協力推進レコード会社でリリースされる洋楽も、US版にはコピーコントロールが施されていないということが良くあるので(しかも日本版より安い!!)、要チェックです。

一体、日本のEMIは「上の方」からどんな圧力がかかっているのでしょうか? デビュー時からCCCDになってしまった林明日香が気の毒でなりません。せっかくいい声を持っているのに、何の音質向上技術も施されていないただのCCCDでリリースされちゃうんですから。ま、「CDなんて買ってないでライブで生の歌を聴きましょ♪」というメッセージが込められているのならば、話は別ですが…


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