第十三回 「安心して音楽を楽しむには」

CCCDはほとんどのCDプレーヤーで再生ができます。でも「ほとんど」というのがネックで、一部のカーステレオや一部のゲーム機、一部のCD-R/RW対応CDプレーヤーなどでは音飛びが起こったり、最悪な場合再生できないという再生不都合が生じます。PCやMac等での取り扱いにも注意しなければなりません。 いざCCCDを買って家で聞こうと思ったら、再生されなかったってことになったら最悪ではありませんか? 今回は家で安心して音楽を楽しめる方法について考えていきたいと思っています。


▼まずは、
自分のプレーヤーがCCCDを再生してくれるかチェックする必要があります。メーカーさんのHPをのぞいたり、直接問い合わせをしてみたり、電気店で同じ機種でのテストをしてみたり(笑)、適当なCCCDを借りてきて再生してみるなどして、再生の確認をしてみましょう。ここでしっかりチェックしておかないと、あとで酷い目に遭う可能性があります(いざ再生できなくても、メーカーやレコード会社は何も保障してくれません)。CCCDはCD-DAという規格から外れたものであるため、CDプレーヤーで再生される保障はないということを頭におきましょう。


▼CCCDを買う前に、
自分がほしいと思う音楽がCCCDでリリースされるのかチェックします。大手レコード店などではCCCDでリリースされる場合は表示されることがありますし、レコード会社の公式サイトなどに行ってみるのも良いかもしれません。発売日まで分からなかったら、実際に店頭に行ってジャケットにCCCDのマークがついているかどうかで判断します。この場合、CCCDマークのシールが透明だったり、CCCDマークそのものが黒かったりする場合は目立たないので注意が必要です。また、CCCDのマークがジャケットの裏にあって隠れていることもあるので購入時はジャケットをなめるように見ると良いかもしれません(笑)。


▼CCCDが再生されたとしても、データの読込時に多少の負担がかかるので、何回も繰り返し長い間CCCDを聞いているとそのうちに壊れてしまう危険性もあります。まだこれは実証されている段階では無いのでなんともいえませんが、CCCDを読み取るときに発生する負荷が、ガタのき始めているプレーヤーの寿命にとどめを刺す事例が消費生活センターに報告されているようです。CCCDの読み取り面に傷がついているのはもってのほか。傷物に傷がついているのですから(言い過ぎか?)、壊すために円盤を回しているとしかいいようがありません。CCCD、CD-DAに関係なく、
再生前にはきちんとディスクとプレーヤーの手入れをすることが必要です。手入れが面倒であれば、早いうちにMDなどに録音して、CDプレーヤーに負荷をかけないという方法もとれます。



                                                                                     つづく


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