第五十二回 「音楽業界回復の兆し!?」


▼日本も含め、世界中で音楽不況でレコード会社がアップアップな今日この頃ですが、何故かイギリスでは音楽産業に業績回復の兆しが見えてきたのだそうですよ。この記事によると、イギリスでの2003年のアルバムの売り上げは金額ベースで2.1%増加し、11億ポンド
日本円に換算するとほぼ2200億円)だったとのことだそうです。イギリスの大手食料品チェーン店や大手音楽小売店は、ヒットチャートの上位を占めるCDを1枚10ポンド(日本円で約2017円)以下で販売しているのだそうで、CDの価格低下が業績回復の大きな要因だったのではないかと言われています。安くすれば業績が回復するという良い例がこれで示されたのではないかと思います。


▼CDの価格を抑えるという戦略を日本で考えるとしたら、まずどうすれば良いのでしょうか? まず考えられるのは再販制度の撤廃です。これによって、メーカー小売希望価格そのままで売る事をできなくさせ、各小売店が自由に価格を設定できるようにしてしまえば、市場競争が働いて安くなるという方向に行くのではないかと思います。しかし、市場競争が起こるのは、店舗の多い場所に限った事であり、回りにCDショップが一つしかないような地方では、競争が無いばかりか小売価格より高くせざるを得ない状況にさえなってしまうことが考えられます
(都市部では安いのに、地方に行くと何故か高くなっているガソリンの価格みたいなモンですね)


▼では、再販制度以外にどのような手が考えられるのか。それはCD製作にかかるコストの削減ではないでしょうか。音楽CDが国内盤よりアジア盤の方が安い要因の一つは、物価や人件費が安いのでCD製作にかかるコストも抑えられるという点なのだそうです。ならば、いっそのこと国内盤のプレスもアジアの工場でやってもらえばいいのではないでしょうか? 逆輸入盤の輸入禁止に対してレコード会社側が「CDの価格低下に務めていきたい」とコメントしたのだそうですが、
当然国内のプレス工場をつぶす覚悟でそのような発言をしていらっしゃるんですよね!? 再販制度を撤廃させるおつもりではなさそうですから… 他分野の企業ではリストラやら何やらでコスト削減を行っているのに、レコード会社がそれを行わないというのは、いかがなものでしょうか。カットを行わないから苦しくなる。こんな事は日経を定期購読していなくても、夜11時の「ワールドビジネスサテライト(テレビ東京系・東海・関西独立U局で放送中です!)」を見ていない人でも分かる事だと思いますけどね。


▼CD価格のウン10%は広告費だという話も聞きます
(関係ありませんが、ディスクそのものの原価は10円にも満たないそうですよ)。頑張ればいろんなところから削る事ができるではありませんか。もうちょっと、削る事に頭をひねってみませんか?今はもうバブルの時代ではないのですから。



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