第四十六回 「師走になって、とたんに慌てるレコード会社」


▼もう12月です。世間では師走という事で、急に道路工事が盛んに行われたり、急に年賀状書きに追われたりと、急にあわただしくなる今日この頃、年末の@社もとても必死です
(某Bグループ系列も、12月にやたらとベストアルバムを出しまくって必死だったりしますが…)。浜崎の全曲ビデオクリップつき「ミニ」アルバム。楽曲製作が間に合わなかったから「プロモつけてお得感を出しちゃえ!」って感じで苦し紛れにDVDをつけたんでしょうかね? 今度は是非15曲全プロモ付きの「フル」アルバムをリリースしてもらいたいものです。BoAの新曲「Rock With You」もまた悲惨で、4曲目に「DOUBLE(instrumental)」が入っていたりします。 …10月のシングルで収録しませんでしたっけ? 次のシングルにはきっと「Rock With You(instrumental)」が収録される事でしょう。


▼これだけ詐欺まがいな内容のCDであっても、しっかり作ったものであっても、アルバムの価格は「3059円
(ちなみに浜崎の「ミニ」アルバムはDVD付きで3300円、CCCD単体で2000円程度)」、シングルの価格は「1260円(もしくは1050円)」なんですよね。当然な事だとは思うのですが、アーティストやスタッフの頑張り具合が必ずしも価格に現われるものではないんです。という事は、さほど力を入れなくても、手抜き作業であっても、「売れる音楽」を作っていけばガッポガッポ収入が入るわけで、少ない労力で多大な収益を上げる事だって可能なわけです。しかしそれはちょっと前までの話。


▼最近、ホームセンターなんかで邦楽CDがやたら安く売っていませんか? 「おっ」と思って手にとって見たら「Chemistry」が「化学超男子
(! …確かにそうなんですけどねぇ)」なんて表記になっていたり、「Ayumi Hamasaki」が「濱崎歩(ほとんど変化なし。)」になっていたり… そう、これらは台湾や香港で発売されている正規盤を逆輸入して販売しているものなんです。台湾や香港、韓国などではアルバムが1000円〜1200円というのが相場なのだそうで、邦楽アルバムもその市場にあった価格に設定されているそうです。アジア圏でなくても、アルバムの価格って2000円を切ったものが多いですよね。ブリトニー・スピアーズの最新アルバムも、国内版は2500円程度なのに輸入版は1780円と超お得(でも国内版にはボーナストラックというものがついていたりしますが…)。輸入盤って明らかに安い!


▼しかし、「こんなに安い輸入盤がわが国に入ってきては市場に混乱をもたらしかねない」と考えた日本のレコード会社が、韓国での日本語CD解禁にぴったりなタイミングで「輸入権」なるものを主張し始めまして、文化庁とグルになって協議して2005年までに企業・個人を問わずに輸入盤を購入できないようにさせようという計画まで上がっているのだそうですよ。 …それ以前に、自分の国だけCDの価格が高いという事に気付かないのでしょうかね? 
韓国も台湾も香港も、アメリカもEUも2000切るような価格で販売できているのに、なぜ日本だけ3059円(税込み)なのでしょうか? 力を入れてるような作品だったらまだまだ許せますが、シングルCDの寄せ集め的な内容で3059円だったら誰がこの価格で納得するのでしょうか? これも我が国日本の誇るべき(笑)再販制度の成せる業なんでしょうか。
 
3059円では国際的な競争の中では負けてしまうという事が露呈したという、ただそれだけのことなんですがねぇ…




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