第四十五回 「海賊版を抑止できないCCCD」

▼先ほど、(t.A.T.uのライブチケットが売れ残りまくりで必死になっている)日テレのニュース番組で中国の海賊版事情について放送されました。上映開始して間もない映画がもうDVDになってリリースされていたり、中島美嘉の最新アルバムが原価(上海では1000円程度だそうです。格安!)の1/3で売られているなど、著作権の「著」の字もない中国の現状というものを見せ付けられました。露店でCD売ってる人が「こんなところで正規品売ってるわけないだろう」と開き直った発言をしていたのも驚きでしたがそれも無理はありません。中国で著作権法が制定されたのはここ10年の話(1990年9月7日採択、1991年6月1 日施行、WTO加盟にあわせて2001年10月27日改正・施行)なんですから、『著作物を勝手に複製して販売する事は罪』なんていう意識が根付いているはずもありません。… はるか前から制定されている日本にだってそんな意識のない人が多いわけですし。


▼この海賊版事情のVTRで、思わずにやけてしまった場面がありました。海賊版レコード店に中島美嘉やChemistryなどが並んでいる中、
かの@社の看板アーティスト、濱崎歩(確か中国ではこんな字になっていたはず)の「&」が並んでいるではありませんか。 …Y田センセイ、CCCDは何のために投入したんでしょうか(笑)? 確かにCDS200にはコピーガード機能がないから、こんな事は容易に予想できたわけですが、CCCDの効果が出ているのかどうかぐらい視察しに中国に行ったらどうなんですかね? 視察のしの字も出てこないような人がどうして会長の席についていられるんでしょうかね。株主も、効果を実証しようとしない経営者を疑ってかからないといけないでしょうに(株主限定ライブ目当てで株買ってる人もいるだろうけど…)


▼ともあれ、
これだけ海賊版が出回っていて、年間ウン百億円の産業に成長できているという事は、正規品の値段が高いからなのだと思います。日本だって、もしレンタルを廃止したら即海賊版天国になるんじゃないかと思いますですよ。中国では1000円のアルバムを、日本では3000円で売っているんですから。日本のCDは正直言って高すぎます。今までどおりの値段で売ってそれだけの損失になってしまうのであれば、いっそのこと正規品を売っているメーカーが海賊版に迫る勢いの値段で販売した方がマシなんじゃないかと思う今日この頃です。 …まずは、「音楽は儲かりにくい、リスクを伴った産業である」という意識が頭の中にないと、そこまでの思い切った行動は取れないと思いますけどね。




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