第四十二回 「ま、もちろん嘘。

▼RIAJ(日本レコード協会)と加盟レコード会社の代理人と称する弁護士から“和解金”の支払いを要求する脅迫メールが出回っているという話があるそうですね(「パソコンを使って許可なく行った音楽及び映像の複製に対し、著作権法に基づいて提訴する。このような不正行為は私的目的であっても違法であり、損害賠償の対象となる。悪質でない場合は和解金での決着をすすめている」という内容のメールだそうですが、香ばしさ満載でたまりませんね。11月7日までに7800円を振り込めということなんだそうですよ。)ま、もちろん嘘の話なんですけれどね。レコード協会側は「一切関係の無い事」とコメントしていますし、代理人と称する弁護士(自称)も実在しない人だということなので、もしメールが届いてもうっかり7800円を口座に振り込んだりしないように気を付けましょうです(詳細はこちらこちらでチェックです)

▼ところで、10月23日にミュージックマシーンのタクヤ氏が、「CCCDに関する感情論」という記事を書かれたということなのでちょっと読んできました。『感情論』とタイトルに付けられているだけあって、始めに「もうどうでもいい」と宣言してしまっているにもかかわらず、タクヤ氏の主観に基づいた話が長く書かれているので、読んでいるこちら側としてはちょっと疲れてしまうところもありますけれども
(何気にひどいことを書いてしまって申し訳ないです…<タクヤ氏)、CCCD反対派の思いや熱狂的音楽リスナーの思いがぎゅっと詰まっていて、「うんうん、そうだよね」と共感できるところもかなりあったりしました。

▼この「CCCDに対する感情論」に呼応するかのように、他のサイトでCCCDの特集を組み始めたり、GLAYや175Rなどのプロデューサーの佐久間氏が痛烈なCCCD批判をする等
(じゃあなんで175やGLAYをCCCDにするんですかっ!!)といったことが起こったのだそうですよ。しかし、皆が皆ミュージックマシーンのタクヤ氏の意見に同調しているというわけでもないようで、某バンド(@社かEMIでメジャーデビュー予定という話もあるそうです)がこんなコメントをしています。

10月23日
どうでもいいんですが、『タクヤ@ミュージックマシーン』なる人物が、
CCCDについてを、熱く語ってまして、それ読んで号泣。ま、もちろん嘘。
『CCCDについて最近思うのは、もうどうでもいいってことだ。どうでも
いいって言ったら語弊があるけど正直もう眼中に無いのだ。』
(サイトから引用)
…と言っておいて、この直後ガンガン語る『タクヤ』。ぶちまける『タクヤ』。
突っ走る『タクヤ』。自分を見失う『タウヤ』、どうでもいいんじゃなかったのか
『タクヤ』。全然わりきれてないじゃんかよ『タクヤ』。なんでもいいが自分
自身をツッコむのだけ勘弁してくれ『タクヤ』。とりあえす落ち着け『タクヤ』。
牛乳は噛んで飲め『タクヤ』。犬の散歩に出会いは無いぞ『タクヤ』。
トランペットは必す河川敷で『タクヤ』。渋谷のマツキヨはもはや薬局の
役割だけで無くもはや百貨店に近くなってきており言い換えてみれば
ドンキホーテのごとく大型ディスカウントショップと呼んでも過言では無いほど
・ミュージックマシーン http://www.musicmachine.jp/sp/cccd.html


http://tetrapletrap.com/より)

 ここまでくると陰湿ないじめですよね。日頃の鬱憤を晴らすためにタクヤ氏をサンドバッグにしているとしか思えないようなこの書き込み。また文章も稚拙で香ばしいこと。額に飾って鑑賞したい位ですね。ま、もちろん嘘
(笑)。 「言い換えてみればドンキホーテのごとく大型ディスカウントショップと呼んでも過言では無いほど」… おい、続きはどうした(笑)。文の最後は「。」で終わりにするというマナーを学ばなかったのでしょうかね? こんな人でもインターネットを使いこなしているのですから、近年技術力は素晴らしい発展を遂げたんだと実感しますね。そんな技術力を、著作権保護のほうにも注ぎ込んでもらいたいものです。それはともかく、彼らは「反骨精神」のつもりでこんな事を書いたのでしょうが、反発する方向が間違っていると思うのですがいかがでしょうかね?



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